院長ブログ

2025.06.29

歯医者に定期的に通うメリットとは?

 歯医者は虫歯や歯周病の治療だけでなく、予防やメンテナンスの役割も果たします。定期的に通うことで、健康な口内環境を維持できるのです。  

まず、早期発見・早期治療の重要性です。歯の病気は自覚症状がないまま進行することがあり、痛みを感じたときにはすでに悪化していることもあります。しかし、定期検診を受けることで、小さな異変を早めに見つけることができ、簡単な治療で済む可能性が高まります。  
次に、歯のクリーニングによる予防効果です。歯医者では、専用の器具を使ったクリーニングを受けることができ、普段の歯磨きでは落としきれない歯石や汚れを除去できます。これにより、虫歯や歯周病のリスクを抑えられるのです。  
さらに、口臭予防にもつながるというメリットがあります。歯周病や汚れの蓄積は口臭の原因となることが多いため、定期的に歯医者でケアを受けることで口内の清潔さを保てます。  
歯の健康は食事や会話にも影響を与えるため、将来の健康のためにも歯医者への定期的な通院を習慣にすることが大切です。歯を大切にすることで、日常生活をより快適に過ごせるでしょう。

2025.05.29

歯医者での虫歯の治療法

 1. 軽度の虫歯(C1:エナメル質の虫歯)

症状: 歯の表面(エナメル質)にできたごく初期の虫歯。自覚症状はほとんどないことが多い。歯の表面に黒い点や白い濁りが見られることがあります。
治療法:
経過観察とフッ素塗布: 虫歯がごく初期で進行が止まっている可能性が高い場合、歯磨き指導やフッ素塗布によって再石灰化(歯が修復されること)を促し、進行を食い止めることを目指します。
レジン(歯科用プラスチック)充填: 虫歯の部分を最小限に削り取り、歯科用のプラスチック(レジン)を詰めて光で固めます。歯の色に合わせられるため、見た目が自然です。比較的短時間で治療が完了し、費用も保険適用で安価です。
2. 中程度の虫歯(C2:象牙質の虫歯)
症状: エナメル質を越えて、その下の象牙質にまで虫歯が進行しています。冷たいものや甘いものがしみる、軽い痛みを感じることがあります。
治療法:
レジン充填: 範囲が小さければレジンで対応可能です。
インレー(部分的な詰め物): 虫歯を削り取った部分が大きく、レジンでは強度や精度が保てない場合に、歯型を取って作製した詰め物(インレー)を装着します。
保険適用: 銀歯(金銀パラジウム合金など)
自費診療: セラミック(保険適用外の白い詰め物)、ゴールドなど(見た目や耐久性、精度に優れる)
3. 重度の虫歯(C3:神経(歯髄)まで達した虫歯)
症状: 虫歯が歯の神経(歯髄)にまで達しています。何もしなくてもズキズキと強い痛みを感じる、冷たいものだけでなく温かいものもしみる、夜間に痛みがひどくなる、といった症状が出ます。
治療法:
根管治療(こんかんちりょう): 歯の神経が入っている根管内の感染した神経や組織を完全に除去し、根管内を清掃・消毒します。その後、薬剤を充填し、細菌が入らないように密閉します。この治療は複数回通院が必要になることが多いです。
クラウン(全体を覆う被せ物): 根管治療後、歯の大部分が失われているため、歯の強度を保つために歯全体を覆う被せ物(クラウン)を装着します。
保険適用: 銀歯、硬質レジン前装冠(前歯のみ)、CAD/CAM冠(適用歯に制限あり)
自費診療: オールセラミック、ジルコニア、メタルボンドなど(見た目や耐久性に優れる)
4. 末期の虫歯(C4:歯の根だけが残った虫歯)
症状: 虫歯がさらに進行し、歯冠部がほとんどなくなり、歯の根だけが残った状態です。神経が死んでいるため痛みがないこともありますが、歯茎が腫れたり、膿が出たりすることがあります。
治療法:
抜歯: 歯を残すことが難しい場合、抜歯が選択されます。
抜歯後の処置: 抜歯後は、失われた歯の機能を回復させるために、インプラント、ブリッジ、義歯(入れ歯)などの治療法が検討されます。

2017.08.25

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